【歓送迎会ってあるの?】オーストラリア企業のイベント・クリスマスパーティ事情

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オーストラリア企業での歓迎会・送別会とかの宴会イベントってどんな感じ?日本と違うの?

これってオーストラリア企業で初めて働き始めるとき、気になることじゃないかと思います。

日本だと新入りが歓送迎会の幹事をして、日程調整して夜飲み会っていうのがよくあるパターンですよね。オーストラリアだとどうなんでしょうか?

先にまとめるとこんな感じです。

  • 歓送迎会はランチタイムが基本
  • 忘年会の代わりに盛大なクリスマスパーティ

それでは、オーストラリア企業のイベント事情について詳しく書いてみたいと思います!

目次

オーストラリア企業にも歓送迎会はあるの?

ランチ歓迎会が基本のオーストラリア企業

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オーストラリア企業では大体歓迎ランチをします!

初日のランチタイムにチーム全体で出かけることが多くて、お店は大体チームのマネージャーやリーダーが予約しておいてくれます。日本だと若手のメンバーが幹事をして、初日以降で日程調整して夜に居酒屋開催が多いですよね(特にコロナ前)。

オーストラリアでよくある歓迎ランチでは、参加する人の食事制限(ベジタリアン・ヴィーガン等)を確認をして会社近くのレストランに行きます。

  • 韓国料理屋さん
  • タイ料理屋さん
  • イタリア料理屋さん
  • バーガー屋さん

などが多く、ランチに飲むこともちょいちょいあります。

会社にもよりますが、歓迎ランチ代は大体会社が払ってくれます

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日本で働いていた時は、リクルートの調整さんなど使って歓迎会の日程調整していましたが、お昼だと関係者が確実に全員いるので日程調整する必要もなく楽です。2時間くらいゆったりランチタイムをとれるし、私はランチ歓迎会の方が好きです。

送別会はどんな感じ?

送別会もランチが基本です。

送別される人の意向に合わせて、夜に飲みに行ったりカラオケに行ったりすることももちろんありますが、希望者のみでOKで、参加しない人もたくさんいます。

コロナ前だと日本と同じように色紙にみんなでメッセージを書いて渡していましたが、最近はこの下の写真にある Kudo Board というオンラインでメッセージを渡せるものを使うことが多いです。メッセージと写真だけでなく、GIFやMemeも一緒に投稿できるので見ていて面白いしもらっても楽しいです!

※日本でも誰かが退職するときにはオンライン寄せ書きツールのYosetti を使っていましたが、それに似ています!

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引用元:Kudoboard Farewell board sample

オーストラリアでの送別ギフトでよく見るのはこんな感じです。

  • いいとこのコーヒー豆(コーヒー好きが多く、コーヒーマシンを家に持っている人が多い)
  • ボードゲーム(好きな人多し。会社にもボードゲームが常備されている)
  • Tシャツ(カスタムデザインでオーダー)
  • ギフトカード(よくある) 

カスタムTシャツ・パーカなどのグッズは、オリジナルのメッセージや絵などでアレンジして渡します。私が使ったことがあるのは、この The Print Bar という会社です。当日注文・受取も可能です!

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カスタム中の様子 引用元:The Print Bar
オーストラリアでの送別で使えるサービス

オンライン寄せ書き Kudoboard:https://www.kudoboard.com/
カスタムプリントグッズ The Print Bar :https://www.theprintbar.com/

オーストラリア企業で一番大きなイベントはクリスマスパーティ

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日本だと歓送迎会・忘年会・新年会が特に大きな会社イベントだと思うのですが、オーストラリアではクリスマスパーティが一番大きな会社イベントです。

ピクニッククリスマスパーティ

基本、会社のクリスマスパーティは平日にあり、一日中ピクニックに出かけることもあります(笑)

オーストラリアにはピクニック手配専用の会社があって、食事から会場のセッティングまですべて担ってくれます。この写真は、 The Picnic Co. という会社が手配してくれる一例です。外で遊べるゲーム(ジャンボジェンガなど)もレンタルできる会社もあります!

引用元:The Picnic Co ギャラリー
Jenny

会社のイベントに限らず仲間内のピクニックでもよく使われています。自分で用意すると、時間がかかる上にそんなにおしゃれに仕上がらないし(笑)一回きりでもったいないので、便利なサービスですよね。

クルーズ貸し切りクリスマスパーティ

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こちらもよくあります。特にブリスベンには Brisbane River があり、シティのすぐそばを流れているので多くの会社から近くて、よく利用されている印象です。

会社のサイズ・予算によって貸切るクルーズのサイズは変わってきますが、大体バーと食事(ケータリングやフィンガーフードなど)がついてきて、時々DJがいたり、ドラッグクイーンのダンスショー(!)があったり、ゲーム大会があったりしました

会社によっては毎回ドレスコードがあるイベントもあって、先日参加参加したパーティは全員白の服を着てくること!というドレスコードでした。参加者全員が白い服だとすごくきれいで楽しかったです!

Jenny

ちなみに、オーストラリアはカップル文化なので、こういうパーティにはパートナー同伴で参加のことが多いです!

シークレットサンタは定番イベント

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上記に加えて、会社でクリスマスプレゼントの交換もあります!

シークレットサンタというのは、参加者全員でくじをひき、ひいたくじに書かれた参加者にプレゼントを用意するという、誰が誰に渡すのか分からないルールで行われるプレゼント交換です。

予算が20ドル等決められていて、予算内でクリスマスパーティまでにその人にあったプレゼントを用意し、会社のクリスマスツリーの下に置いておきます。

コーヒー・紅茶・ミニ盆栽・ワインなどなどその人の好みや趣味に合いそうなものを準備します。
これもわくわくして楽しいイベントです!

ゲームデイもあります

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D&Dスリードラゴン・アンティをオフィスでしたときのもの

会社によりますが、私や私の友人の働いている会社では、ゲームをして仲を深めようという日が平日にたまにあります(笑)

もちろん就業時間中です

例えば先日あったのは、脱出ゲーム(エスケープルーム)・ボーリングにチームごとに挑んでチームビルディングをしようというもの。特に新しいメンバーが入ったり、チームの再編成があったりするタイミングで開かれます。

他には、ボードゲーム(コードネーム、ダンジョン&ドラゴンのカードゲーム など)・任天堂スイッチ(TowerFall、テトリス、ぷよぷよ など)・芝生ボーリングなどをよくします。

ちなみに、ロックダウン中で物理的にオフィスに集まれないときは、代わりに Among UsJackbox でオンラインゲームをすることもあります!

まとめ

ということで、今回はオーストラリア企業ではどんなイベントがあるのかを紹介してみました。

基本的に、歓送迎会は全員が確実に集まれて終業時間内に行けるランチが基本・クリスマスパーティは会社負担で盛大に!というのが傾向です。基本マネージャーが幹事をしてくれたり、大きなパーティだと専任のイベント担当が手配してくれたりするので、若手がかりだされるということもあまりありません。

日本企業と違うところがあっておもしろいなあと思ったので、今回シェアしてみました。

それでは!

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